ジーンズのカラーについて
2017/06/11
ジーンズでの流行は・・・。
シルエット。
確かにそうです。ジーンズにはその時、その時の流行のシルエットが
あります。ある時にはスリム、ある時には細めのストレート、ある時には
太目のストレート・・・・。
しかし、シルエット以上に流行があるのがジーンズのカラー・加工かも
しれません。
ジーンズといえばベールがブルーですので、それほどカラーや加工は
気にしない。というのが、あまりジーンズを穿いていない人に共通の
感覚のような気もします。
それだけに、ジーンズを選ぶ際どうしてもカラーを気にせず選んでしまう。
これは結構、落とし穴です。
さてそれでは、どのカラーを選ぶか!ですが、
今回ははっきりお勧めを書きたいと思います。
1 まずのお勧めは
ズバリ ワンウォッシュ(*1)
あまりジーンズを穿いていない方には「何か真新しい感じで・・」と
避ける方が多い色です。
しかし、それは
勘違い です。
ワンウォッシュは年齢を問わず一番ビシッとした感じで格好よく穿ける
カラーです。
白のTシャツを合わせるもよし、シャツとジャケットで合わせるも良し。
ミドルエイジなら「チョイ悪」系ではなく「さわやか出来る男」系と
いう感じでしょう。
2 次にお勧めは
軽い中古加工(*2)
です。
何といっても現在の流行のポイントは加工。さすがに、ミドルエイジ
にはダメージ加工やハードな中古加工はお勧めしません。
が!かといってあまりOut of dateなカラーを選んでしまうと
「ダサー」
と口の悪いギャラリーの餌食になりかねません。
そのため、ミドルエイジにも全く違和感のない軽い中古加工をお勧め
するのです。
例えば・・・ http://www.jiima.com/Lee02010-94.html
ただ、注意点は中古加工を選ぶ場合、あまり安いジーンズはNGです。
なぜなら、中古加工の出来のよさは使われているデニムの質に大きく
左右されるため、安いジーンズの加工ははっきり言って「格好よくない」
ものが多いからです。
3 最後に、自分のショップでもサイトでも取り扱っているので何ですが・・。
ストーンウォッシュ(*3)はあまりお勧めいたしません。
今ではちょっと流行遅れの感があるからです。
ストーンウォッシュは一番ポピュラーな色ですし、一番当たり障りのない
色ですので、ワンウォッシュや中古加工ではどうしても落ち着かないという
方には最適な色です。
ただ、私としては、出来るだけワンウォッシュや軽めの中古加工を選んで
欲しいというのが正直な気持ちです。
【参考】ジーンズのカラー
(下記以外にもいろいろなカラー・加工がありますが、代表的なものの説明です。)
*1 ワンウォッシュ
一度だけ(工場の1回洗いは家庭で約5~6回洗ったぐらいでしょうか)
水洗いをしたカラーです。一番濃いブルーです。
( オリジナル(リジット)
工場で縫ったそのままの糊の付いた状態です。当然、一番濃い色
をしていますが、穿くのには一度洗わないといけないので実質的には
下記のワンウォッシュとほぼ同じと考えてよいでしょう。。)
*2 ストーンウォッシュ
薬品と軽石(ストーン)を入れて色落とししたジーンズです。
*3 中古加工
ある程度色落としをした後にまずで数年穿いたジーンズかのように
ヤスリをかけて色に部分的な濃淡をつけたりする加工です。
*4 ダメージ加工
中古加工にとどまらず、ジーンズに傷を付けて破いたりした加工
加工です。